子どもをたくさん褒めて自己肯定感を育てたい!!でもどうすればいいんだろう、、??という方必見!!
自己肯定感ってなんでしょう??それは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことを指します。人は誰もが、認められたい・自分の価値を見出したいと思っているものです。では、自己肯定感の高い人と低い人。なにが違うと思いますか?
自己肯定感の低い人と高い人の違いって?
自己肯定感の高い人と低い人では、幸福度・行動力・挑戦力・立ち直る力に差があると言われています。
なぜかというと、自分を肯定できる自己肯定感の高い人は、自分の存在自体を認め、大切に思うことができることや、自分の行動に伴う結果にもポジティブに捉え、模索することができるので、次の挑戦にもつながりやすいのです。また、自分の可能性を信じることができるので、自信を持っていろいろなことに挑戦することができます。
日本人自己肯定感が低い??~留学経験を元に~
世界と比べると日本人の自己肯定感が低いことがよく取り上げられています。自己肯定感が低いとどんなことが起こるのか、自分の留学経験から、その際に感じたこと・気づいたことがあるので紹介します。
まず、「自分のことを好きな人」という質問に対し、日本人の多くは「ここが嫌い。これがコンプレックス。」とマイナスな回答が多い傾向にあります。
また、「自分のいいところをいくつ言えるか」というゲームをすると、日本人の多くがたくさん言えずに苦労していることが多いです。
上記のようなテーマで話すことが、留学中に学校の授業や友達間でなることが時々ありました。そういったときに、自分のネガティブなことを言ったり、いいところをあまり言えない日本人を見て、海外の人は「なんで?!いいところたくさんあるじゃん!!自分のこと好きじゃないの!?」と、とてもびっくりします。そして私も、「友達たちはめちゃめちゃ自分褒めるな~すごいな~」なんて思っていました。笑 しかしすごいなーなんて思う傍ら、「自分のことをこうやってここがすき!!って表現することってダメなことじゃないんだ。恥ずかしいことじゃないんだ。むしろ言えないことの方が恥ずかしいんだ。」とハッとさせられました。
ちなみに統計では、アメリカ・ヨーロッパ圏は自己肯定感が高いといわれ、比較の対象とされていますが、私の周りにいた友達の中では、南米の友達の自己肯定感の高さはダントツでした。私はそんな南米の文化が大好きです。笑 そしてそんな大切なことに気付かせてくれた南米出身の友達たちにとても感謝しています。
自己肯定感が低くなる原因・要因
自己肯定感の高さには、幼少期に親・大人・周りを取り巻く環境がどのように自分に関わってくれたのかが大きく関係しています。
- 兄弟や友達と比べる
- 早くして!なんでできないの?!等と叱る
- 大きな期待をかけられる
- 子どもの感情を無視する
- 失敗したときに叱る
- 過度に甘やかされる・過保護に育てられる
- 虐待された経験
- 厳しすぎるる育児 等
要因はいろいろとありますが、それはしないでしょと思う人が大半なものと、多くの人が気付かぬうちにやってしまっているとこもありますね。
また、その他にも、要因は日本の学校教育環境にもあるとも言われています。それは日本が、規律を重んじる国であるというところ・目立たずみんなと同じことをすることが正しいとされていることにあります。時にはそのがプラスに働くこともありますが、こういったみんな同じが素晴らしいという文化こそが、そこから少しでも逸れるとダメな子というレッテルを貼られ、ありのままの自分を認め、大切に思う自己肯定感を低くしてしまうのです。
それと、日本の謙遜の文化も、自己肯定感を低くさせている要因の一つだと言われています。
自己肯定感を高める保育・子育てをするには??
自己肯定感を育む保育・子育てって褒めたらいいんだよね?と思われがちですが、答えは半分イエスで半分ノーです。それは、褒め方によっては逆効果で子どもの自己肯定感を育むことを阻害することにもなるからです。
(例)子どもが絵を描いて、見せてくれたとき「上手だね」「よくできてるね」と言う。
「上手だね」と言われすぎると、上手な絵を描かないと褒めてもらえないと思ってしまい、上手と言われた絵ばかりを描くことで自分で創造することが苦手になると同時に、人からの評価に敏感になり自分で評価をつけられなくなってしまいます。
また、「よくできているね」と言われ続けると、結果だけに目を向けるようになってしまうので、成功・勝ちでないと意味がないと思ってしまい、負けそうだと思ったらすぐに諦めたり放棄するようになります。そこに至るまでの結果ではなく、その工程を褒めてあげたいですね。
なので、子どもが絵を描いて見せてくれたときは、「何を描いたの?」と聞き、「上手だね」ではなく、「きれいな色だね」や「頑張ったね」等という声かけが子どもの才能を引き出していくと言われています。
☆また、褒めすぎも子どもたちは、大人の「頑張ったね」の言葉がないと、動けなくなってしまう、承認待ちになってしまうので、タイミングと頻度は様子を伺いながら行うことが必要です。
☆他の声かけやポイントもありますが、スペースの都合上、一部のみの紹介になりますので、他にも気になる方・困っている方はお気軽にコメントか、下に載せてあるインスタグラムにてDMください!
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最後に
自己肯定感が高い子どもに育てる必要ってある?って思う方もいるかもしれません。私自身が自己肯定感が低く悩むことが多くあり、どうしてみんなよりもこんなに気にしたり、悩んでしまうんだろう、、と思ったことも多々あります。そういった経験から、いろいろと自己肯定感について調べたり・自己分析し、学びを掘り下げていくと、そこには自己肯定感の低さが関係していることに気が付きました。なので、大人の関わり方で自己肯定感は育てることができるのであれば、自分が関わる子どもたちには、自己肯定感の低さからいろいろなことを諦めたり、悩んでほしくないのです。(大人になってからでも自己肯定感は高めることができると言われています。その実体験についてはまた、別記事にて紹介したいと思います。)
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