保育現場で怪我の際によく使う英語表現
今回は、保育現場でよく使う単語・英語表現の怪我関連の紹介をしていきたいと思います。また、怪我をした際の保護者対応についても触れていきたいと思います。子どもをお預かりしている=子どもの命を預かっているのがこの保育のお仕事。怪我に関することは保育現場ではとても重要なので、今回は少しこれまでと違い、専門的な内容も交えて紹介していきたいと思います。
子どもたちは本当に元気いっぱいで、体を動かすことが大好き!時には思ってもみない行動についつい、だめ!と言ってしまいそうになることもあります。危険が伴うことはもちろん止めたり、ダメだと伝える必要がありますが、そうでない限りはこどもたちにあれしちゃだめ、これしちゃだめ、と縛り付けてしまうのは成長・発育にとってよくないので、怪我のないように細心の注意を払いながら、見守るということも保育の大切な役割です。
☆見守る=放置する ということではありません。見守ると言うことは危険のないように、注意をしながら見ていて、子どもが困って助けを求めている時、何か危険が伴いそうな時にすぐに介入していくことができるようにスタンバイしているということです。
怪我に関する単語
傷口 | Wound / Boo Boo(幼児語) |
擦り傷 | Scrape / graze |
切り傷 | Cut |
掻き傷 / ひっかき | Scratch |
つねる | Pinch |
噛みつき/噛みつく子 | Bite / Biter |
傷全般 | Scar |
転けた | Fell over |
ぶつかる | Bump into |
たんこぶ | Lump |
あざ | Bruise |
鼻血 | Nosebleed |
血が出る | Bleed / Bloody nose |
冷やす / 氷で冷やす | Cool / use an ice |
絆創膏を貼る | Put a plaster |
縫う | Got a stitch |
☆傷・怪我のことを幼児語(こども言葉)でまとめて、Boo booと言います。
それでも噛みついてしまったりしないの..?
よく使うフレーズ
- He(She) fell over and scratched himself(herself).(彼・彼女は転んで傷ができました。)
- He fell over and a graze his knee.(彼は転んでひざに擦り傷ができました。)
- She bumped into a friend.(お友達とぶつかってしまいました。)
- I used an ice pack to soothe her lump.(彼女のたんこぶを氷で冷やしました。)
- She put a band-aid (plaster) on the cut.(彼女は切り傷に絆創膏を貼りました。)
- We need to clean your (怪我)(怪我を消毒しなきゃね) ☆Youを使うより、Weを使った方が寄り添っている言い方で、Youよりもよく使われます。
- He often gets nosebleeds. (彼はよく鼻血が出ます。)
- How did you get that bruise?(そのあざどうしたの?)
- What’s happened to your ○○?(○○どうしたの?何があったの?) ○○には怪我をした場所の名前が入ります。
- I know it’s hurt,but it’s okey.(痛いよね。でも大丈夫だよ。)
- Did you get hurt anywhere else?(ほかに怪我はない?)
保護者への怪我の伝え方・謝罪について
子どもたちをお預かりしている間に怪我があったら、どんな些細なことでもきちんと保護者にお伝えすることが大切です。もし、ぶつけた(ぶつかった)けどなんともなってない。といった場合でも、私は詳細を伝え、謝罪をするようにしています。子どもが言わなければわからないからいいや。ではなく、その日の出来事をきちんと伝えることが保護者との信頼関係を築いていく上でとても重要な役割を果たします。そこで、私なりの伝える際のポイントを紹介したいと思います。
伝える際のポイント
- 怪我の経緯(なるべく細かく詳細を伝える(とても重要!))
- 詳細を伝えた際にすぐに謝罪をする!!
- 怪我に対してどういう対応をとったのか(処置)を伝える
- もし怪我が対他児だった場合は、それぞれにどのように声掛け・援助を行ったのか(どういう話をしたのか)を伝える。
- ここで再び謝罪をする。
☆ここで伝える際に大切なことは、「嘘をつかない・曖昧なことは言わない」ことです。見ていないからわかりません。はもちろんNGですが、保育者も人間です。年齢・学年によっては30人前後を一人で見ることだってあるので、身落ししません!とはいかないこともあります。なので、もし細かい詳細を見ていない場合は年齢にもよりますが、周囲にだれか見ていた保育者はいないか確認し、当事者の子どもたち・周りにいたお友達から、情報を収集して当事者のこどもたちとしっかり話して、できる限り把握してから、保護者にお伝えすることです。
少し英語とかけ離れてしまいましたが、怪我の対応はとても大切なのでこちらも英語で伝えられるようにしておくといいですね。それではここから少し、英語の例文紹介をしていきたと思います。
転んで怪我をした場合
- ○○(子供の名前) was playing in the playground and fell today.(○○は今日、園庭で転んでしまいました。)
- And he’s got a little scraped on his knee and started bleeding.(膝を少し擦りむいて血が出ました。)
- So we clean it and put a band-aid on the scrape.(なので洗って絆創膏を貼りました。)
- Please change the band-aid later.(またあとで絆創膏を取り換えてください。)
お友達とぶつかった場合
- She bumped into a friends when we were playing in the playground.(園庭で遊んでいるときに○○(名前)はお友達とぶつかってしまいました。)
- She’ve got a bruise on her forehead。(おでこにあざができてしまいました。)
- So I used an ice pack to soothe her bruise.(なので腫れを抑えるために保冷剤で冷やしました。)
- The friend is fine.(相手のお友達は大丈夫です。)
- I’d like you to keep an eye on it for a while.(怪我の様子を見てください。)
噛みつきの場合
A friend bit on ○○(子供の名前)’s arm today.(今日、お友達が○○の腕を噛んでしまいました。)
☆その後の対応は↑と同じで、洗って冷やしたことを伝えます。
☆そして噛みつきは特にデリケートな問題なので、丁寧な謝罪が必要です。
☆噛みつきや引っ掻きは、デリケートな問題な為、保護者間でトラブルになりやすいので、基本的には相手の子どもの名前は出さずに、両方の保護者に伝えます。もしどうしても噛みついたほうの保護者が直接謝罪したい等があれば、職場の方針にもよりますが、場合によっては伝えます。
☆また翌日に、How’s ○○(名前)’s wound?(傷の具合はどうですか?)と尋ねて、様子を伺いフォローアップすることも大切ですね。
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